今日は市内にある木のおもちゃ屋さんを見に行っていました。
ここのオーナーさんも1歳2ヶ月のお子さんのママ。
物腰やわらかで、感じのいい方で、このおもちゃ屋さんに行くのはとても楽しみです。
良質な木のおもちゃを自由に遊べるので、コトちゃんもとても喜びます。
以前は1歳半頃に行ったのですが、あの頃は、コトちゃんは手当たり次第さわりまくっていましたが、2歳直前なので、さすがにだいぶ落ち着いて、興味あるものを、目的を持ってさわるようになりました。
なので、以前のように目が離せないということはなく、私も落ち着いて見ることができました。
ここで一番気に入ったのが、昨日も書いた汽車のレールセットと、PLANCITYのロードセットです。
特にPLANCITYシリーズは、アジア製(タイ)ということもあり、わりと手ごろで、CITYというだけあって、街をつくる楽しみが、創造(想像)の世界が広がり、感激しました。
私自身が、幼少時代に感じていた、あのワクワク感をとてもリアルに感じました。
PLANTOYはタイで切り倒して燃やすしかなかったゴムの木で作られています。世界で始めてリサイクルして木製玩具にすることに成功したものということです。
使用しているゴムの木は全て、再生可能な天然加工で、防腐剤は一切しようしていないとのことなので、口に入れても安全です。
レールセットのミッキーやBRIOと決定的に違う点は、
ロードセットということです。車やトラックなどが走ります。
レールではないので、溝がなく、道も太く作ってあり、その上を自由にこどもが自分で走らせることができます。
レールがないということは、より自由に創造できるということのように感じました。
例えば、道の上にレゴやブロックで作った、小物やおうちや、生活品などを置くことも可能。レールの上を走るのではないので、どこでも自由に車を走らすことができます。
道が太いので、応用が効き、2歳児くらいでも扱いやすそうです。
でも、レールの上を走らせる電車のよさもありますよね。
車とはまた違う、電車の世界の魅力もありますし。
それが、このPLANCITYシリーズと結合して、一体化して遊べることができるんです。
レールと道路を結びつけ、ふたつの世界を行き来できる。
本当に夢いっぱいですよね!
大人の私が感動するほど、コトちゃんは感動してはいませんが・・・(^^;;、この玩具は月齢があがればあがるほど、どんどん世界を広げ遊べますね。
小さい子は小さい子なりの遊び方。大きくなればより複雑に。
↓こういうアクセサリーを使い、街を作っていきます。
今、コトちゃんが持っているおままごとやレゴ。
今度購入する積み木。
そしてこのロードセット&レールセット。
もう少し大きくなったら、シンプルなドールハウス。
これらの玩具が、全て一緒になって、家中をコトちゃんの世界にうめつくせるようなスケールの大きい遊びをしてほしいなぁ・・なんて夢を抱きました(*^^)
このロードセットも含め、良質な玩具をオークションの中古なども探しながら、少しずつ揃えていきたいなぁと思います。
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日々思うのですが、幼少時代にその成長にそぐわない(その成長に必要のない)、早期教育をさせるよりも(そして、そこに高額な費用を投資している)、とにかく豊かな遊びに没頭させることのほうが、より人間的に賢く育つと思います。
現代は、子どもが豊かに遊ぶことさえも難しくなっていて、ただ放って遊ばせておいては、成長に弊害になるような要因もゴロゴロしています。
だから親は、子どもに遊びを提供することに、もっと興味を持ち、力をそそぐべきだと思います。
過去の子ども達は自然にしていても、遊びに恵まれていました。
今の目の前の自分の子どもはどうだろうか?・・・そう考えて欲しいと思います。
まず、私の提案は・・・
テレビを消しましょう。
テレビを消すことで、子どもはどんどん遊び上手になります。
コトちゃんも以前は、NHKの子ども番組など常識の範囲内で見ていました。
でも、見せていると、私が家事をしている時などに、「テレビをつける」ことを要求するようになりました。以前は、1日に1時間程度だし、いいかな?と思って、静かにしてくれるし・・と見せていました。
が、ある時、実はテレビをつけるから、ひとりで遊べないのではないか?と思い、できるだけテレビはつけないように努力しました。
コトちゃんの月齢的に成長していく時期とも重なって、テレビをつけないようになって、シンプルなおもちゃで、ひとりでももくもくと遊べるようになってきました。
今も、保育園から帰って、私が食事を作っている時も、テレビをつけることは稀です。大体は1人で、楽しそうに遊んでいます。
日中は保育園なので、テレビを見ていませんし、夕方の延長保育で、先生が手薄になるとビデオがついていますが、テレビの前で座っていることはほとんどなく、テレビから離れて、お友達やひとりで遊んでいることがほとんどです。
土日の休みの時などに、ディズニーの歌のビデオや、NHKの子ども番組を録画したものを時々見たりしますが、よく見ても1時間くらいでしょうか。
以前にくらべると、とてもとても減りました。
そして、私はテレビをつけていた頃よりも、コトちゃんが遊び上手になり、テレビをつけろとねだることもなくなり、ずっと楽になりました。
仕事でも、「うちの子は飽き性で、ひとつのおもちゃで遊べない。おもちゃで遊ぶのにすぐに飽きて、ビデオをつけろと泣きわめくので、どうすればいいのか?」とよく質問されますが、やはりそれは「テレビを消すことと、良いシンプルな玩具を持つこと」につきると思います。
刺激の強いテレビや玩具がない世界では、こどもはひとつのシンプルな玩具とただ向き合い、遊びの翼をどんどん広げていきます。
現代ではそんな環境は、親の努力なしでは作れないんだなぁと、身を持って感じました。
言うのは簡単、実行するのは難しい。
私もついつい手軽で楽なほうに流れていってしまうので、常にこれでいいのか、確認しながら進んでいきたいです。